PC周りの配線を改善してみた -001-

<初期>
 

初期の私のパソコン周りの配線は、それはそれは酷いものだった。それほど多くの機器があるわけでもないのに、コードは無駄に散逸し、ひもで縛られ宙をさまよい、埃はここぞとばかりに住み着き始めるのである。

<ちょっと前>

さてさて。そんな私も少しは学習し、自分の部屋、自分のパソコンを得てからはこんな具合にマネージメントを始めた。

CIMG0668.JPG これがその結果である。私なりに頑張っただけあって、まあ、そこまで悪くは無いのではないかと思う。基本のコンセプトはこうだ。

1.パソコンの背面をすっきりさせる。
2.見た目をきれいに。コードはできるだけ見せない。
3.1、2のために、余分なコードは机の裏に貼り付ける。

しかし、ワイヤレスヘッドフォンのケーブルが1本、だらっと垂れてしまっている。これには立派な理由がある。
CIMG0669.JPG
音質がどうとか、そういうことではない。単純な話だ。そう、配線が面倒なのだ。机の裏に貼り付けるのは、確かに目立たなくて、しっかりまとまる。しかし、その位置のせいで、配線するときは机の裏を覗き込むか、床に仰向けになるかしなければならない。配線なんてそう頻繁に変えないから関係ないと思うかもしれないが、そもそもここまでやる必要のある人にとって、配線は日常的な作業の一つなのだ。

<改善案>

plan.png そこで、だ。机の裏が表に出てくればいいと思ったのだ。私の部屋は机が部屋の中央にあるという、若輩者のくせに贅沢極まりない構成をしているので、机の裏に回ることができる。これを活かさない手は無い。

今、机の裏に直にねじやら両面テープやらで固定している電源タップ、USBハブ、コードなどを、机の裏ではなく板に設置し、その板を机の裏に設置するのだ。名案にもほどがある。素晴らしすぎる。私は天才なのではないだろうか。イメージは左の図解を見ていただければ一目瞭然だろう。ちなみに、私ほどの人間ともなると、使っているキーボードは耐衝撃性を高めるために宙に浮く。みなさんも精進を続ければいつかできるようになるかもしれない。

これなら、普段は今まで通りコードを隠すことができ、いざ配線を変えようというときには板を手前に倒せば苦労なく変えることができる。しかも、机にねじや釘をガンガン打ったり抜いたりするのはやや憚られるが、机とは別の板であれば、机に空く穴は4隅の固定部分だけで済む。精神的にも優しい。

<現在>

CIMG0676.JPG今回の改善にはそれなりの時間とお金と労力をかけた。かかったお金は、概算で2.5千円ほどだった。

配線の板(ファルカタ集成材13mm厚): 1000円
スペーサーに使った端材: 300円
蝶つがい、鍵、ねじ: 1200円
コードの留め具類: 300円

CIMG0677.JPG  あとは、百聞は一見にしかずということで写真の掲載をメインにする。板を奥で留めているこれはなかなか便利だ。これくらいの重さであればなんとか支えてくれるし、ロックもアンロックもワンタッチで簡単だ。ただ、少々値が張るのがネック。安価な留め具は重力に逆らえなかったり、留め外しが面倒だったりして、他にいいのが見つからなかった。

CIMG0679.JPG 左の写真は、机を奥に倒し配線板を上にあげた状態で撮影したものだ。写真で机手前にある補強の棒を板に乗り越えさせるために、蝶つがいの下にはスペーサーを挟んでいる。この板を突き抜けられるねじが家に数本しかなかったので、2種類のねじが混ざっている辺りが手作り感を漂わせている。

CIMG0682.JPG 机を立てると、すっきりした印象を受ける。当然、者が置かれていないからだ。私の机は片側が半円状になっているので、加工しなかった板の角が机から飛び出ている。これは、横から見ているからではない。上から見ても見事に飛び出ている。

CIMG0686.JPG 電源タップは、今まで使っていた白い年代物をやめて、黒いものに変えた。今まで使っていたものは粘着テープがべたべたと貼り付けられた跡があり、スイッチも大元1つしかなかった。今度のは友人からもらいうけたものだが、かっこよくてスイッチも豊富。コンセントの間隔も考えられていてなかなかナイスだ。電源タップを設置しただけの板は、本当にきれいに見えた。さて、ここからごちゃごちゃとコードが張り巡らされるのだ。

CIMG0693.JPG実際、予想通り、板状はごちゃごちゃになった。しかし、きっちり固定しすぎないのには重要な意味がある。配線を変更するときに外しやすいことと、コードを傷めないことだ。そのために、コードが落ちては来ないけれど、外そうと思えば簡単に外せるような留め具を使った。

CIMG0687.JPG ちなみに、配線に使っている留め具や細い面ファスナーなどは、ほとんど100円ショップで購入したものだ。安いとはいえ、油断していくつも買っていたら結構な値段になってしまった。こんなことわざがあったような気がする。

ちなみに、電源コードには、どれが何のコードか分からなくならないよう、電源タップ近くにタグをつけておいた。こうした努力がいつまで続くかは分からないが、改善直後くらい頑張ろうと思ったのだ。

CIMG0696.JPG 以前は面倒と感じていた太くて長いケーブルの取り回しも、この仕組みにしてからは面倒に感じなくなった。最後の写真を見ていただけると分かるが、慎ましやかな身長の私の目線から見てもすっきりとした印象を受ける。配線の位置自体は以前と比べ3cmほど下がっているのだが、気にならない。大満足である。

CIMG0690.JPG  電源タップを提供してくれた心友と、板の取り付けに尽力してくれた父親に感謝。

もし同じ仕組みでコードを処理しようと考えている人が居たら、以下のアドバイスを与えたい。

電源タップや各種の太めのコードを束ねて行くと、そこそこの重さになる。板が薄すぎると長いねじが使えないので、蝶つがいが外れる心配が出てくる。今回の私の場合、蝶つがいに付属していたねじでは長すぎて板を突き抜けてしまったため、別のねじを購入したくらいだ。

また、両面テープは木の板と相性が悪いのか、そのままでは簡単に外れてしまう。表面をきれいにした状態でちゃんと付ければ問題ないかもしれないが、重めのコードを保持させる場合や、負荷がかかる場合には不安である。そこで、留め具もねじで固定するとよい。

ちなみに、板やスペーサーの色が黒いが、これは元からではない。私が部屋にあった塗料で塗装したのだ。いやあ、黒がかっこいいかなと思ったもので。うひひ。